朝霧のおほに相見し人ゆえに 命死ぬべく恋ひ渡るかも 今日は万葉集からです。 この歌は笠女郎が大伴家持に贈った恋歌です。 場面としては、笠女郎か家持と共に過ごしたかつての逢瀬を思い出しながら詠んだ歌ですね。 軽い解説は、「相見し」は一夜を明かした…
人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける 紀貫之の和歌で、この歌は古今集に収められています。 詠まれた経緯としては、初瀬の長谷寺へお参りに行くごとに泊まっていた宿に随分と長い間通っておらず、数年後再び訪れると、その宿の主人が「…
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